簡単に言うと「血液の粘度が高くなり、血の流れが悪くなった状態」です。
よく聞く老廃物と呼ばれるもも指します。
東洋医学の概念である経絡とは、気血水(リンパを含む)の通り道として考えられており、臓腑(ぞうふ)と体表とを結んだ、全身に分布するルートのことを表します。
ツボの上を通っているので、例えば脾(胃)の経絡の上には胃に関係するツボが多く点在します。
グアシャは中国の民間療法のひとつで、コインやお皿などから始まったとされています。
カッピングは吸い玉とも言われていて、昔は鍼灸院で火を使って真空にしたカップを吸い付けていましたが、現在では火を使う必要はなくなりました。
どちらも手よりも深く体に圧がかかり、より奥のコリにアプローチます。
カッピングの方がより強力作用があります。
また擦る(吸う)ことにより、開いた毛穴から滞っていた古い血液や老廃物が一時的に体表に現れる事があります。これを 瘀血(おけつ)と言います。
この瘀血が体表に現れたものを「シャ」と呼びます。
シャは傷ではなく、お身体の症状により赤かったり赤黒かったりしますが、これは一時的もので体調や体質によりますが、だいたいは一週間程度で消えていきます。
気血の流れを良くすることで体内に長期間滞った瘀血が排出され、内臓機能の活性化が図られることにより自然治癒力を高める作用があります。
更に、一人一人の体調に合わせて選んだ漢方アロマオイルを用いることで、”排毒と精油成分の摂取”という内臓機能を整えるための理想的なマッチング施術が実現します。
また、シャを出さないように配慮した施術もできますのでご希望の方はご相談下さい。